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2018
10.27

ドライブレコーダーの効用 ③/③

Category: 未分類
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 山田無文老師の言葉に次のようなものがあります。
 自分が罪の深い者だと分かる。(中略)その罪な自分を悪いやつだと分かるその心は、形のない天地に通じる心である。神仏に通じる心である。そいつが仏だ。それが本当の自分ではないか。その本当の自分を発見することが禅ということである。(「和顔」より)
 「良心」とは、自己の奧裏に潜む、善を命じ悪を退ける道徳的意識のことです。
 私見ではありますが、「良心」というのは、「仏」あるは「仏心」と同意のものだと思います。老師によれば、自己の至らなさを顧みる心は、天地や神仏に通じる心、つまり「良心」であり、それにより導かれる自分こそが、本当の自分であり、「仏」でもあるということです。
 交通事故に遭遇したとき、自分に非があった場合、ドライブレコーダーの記録は自らに不利に働くこともあります。しかし、そのために法令遵守や安全運転を励行するとしたら、大人として恥ずかしいことでしょう。「良心」に沿った行動というのは、私たちが、常々、罪深い生き方をしていることの深い自省が前提になるのだと思います。
 煩悩にまみれ、ともすると自我(エゴ)が暴走しがちな我が身ではあります。しかし、今回、ドライブレコーダーを購入したことにより、思いがけなくも己事究明(自己とは何かを追究すること)のきっかけができたことは、ありがたいことでした。 
 ただ、よくよく考えてみれば、私たちは、車を運転するときだけでなく、日常の生活の中にドライブレコーダーを装着した生き方をしなければならないのかも知れません。日常生活の中に装着されるべきドライブレコーダー…。
 読者は、それは何だと思われるでしょうか。ご意見をお待ちしています。(〆)


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