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2018
08.12

仏さまがいるR  ③/④

Category: 未分類
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 そして、二つ目には、皆さんも含め、皆さんの周りにいるあなたを幸せにしようとする働きです。このときのあなたというのは、人間のことだけではありません。動物も植物も、山や川、海など自然界にあるものも、あるいは人間が作ったものも、全てのものがあなたです(ここから先は、あなたという言葉をこのような意味で使っていきます)。その意味では、「仏さまの心」に、わたしとあなたという区別はありません。そもそも「仏さま」に、わたしという心はありません。そして、ただあなたが幸せになることを願い、一生懸命に働いてくださっているのです。
 あなたを喜ばせてあげたい…。あなたが喜んでいると嬉しくなる…。あなたが悲しんだり、苦しんだりしているのを見ると辛くなる…。そして、助けたり、励ましたりしてあげたくなる…。皆さんの心の中にこんな気持ちが自然に湧き出してくるとき、それが「仏さまの心」が働いているときなのです。
 ところで、皆さんにも、皆さん自身の心があります。○○くんの心、○○さんの心と言ってもいいかと思います。でも、「仏さまの心」と皆さんの心には、違いがあることに気づくでしょう。皆さんは、友だちを助けてあげたり、優しくしてあげたりすることができる反面、ときには、意地悪をしたり、困らしたりすることはありませんか。憎らしく思って嘘をついたり、怒りをぶつけたりすることはありませんか。
 このようなときに働き出す心が、「仏さまの心」から出てくるものではないことは言うまでもありませんね。このような心は、あなたのことを考えずにわたし(自分)のことだけを考えて勝手に動いてしまう、「仏さまの心」とは、全く別な心なのです。分かりやすく言えば、“わがままな心”です。それは、皆さんが、もともと持っている心ではありません。気づかないうちに身につけてしまった「仮の心」なのです。「仏さまの心」は、どんな場合にも決してあなたを、裏切ったり、粗末にしたりはしません。
 でも、「仮の心」であっても、この心が、もともとある「仏さまの心」が働き出すのを邪魔してしまうことがあるので注意しなければなりません。だから、皆さんは、いつも自分の中に「仏さまの心」があるということを忘れず、この「仮の心」が騒ぎ出すのを抑える努力をしなければなりません。
 そんなに難しいことではないと思います。皆さんが、自分の中に「仏さまの心」があることを思い出しているとき、「仮の心」は消えているはずです。いくら素晴らしい「仏さまの心」であっても、そのことに自分が気づかないうちは、その心は働かないということです。(以下、④/④につづく)
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