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2018
05.13

「分からないもの」に思う ③/④

Category: 未分類
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 ところが、最新の宇宙物理学の研究成果によると、これらミクロの世界に存在するものも、マクロの世界に存在するものも、宇宙全体の中で占める割合は4%に過ぎないといいます。つまり、宇宙全体の大きさを100とするなら、人類が観測できるのはそのうちのわずか4にしかならないというのです。根っからの文系人間である我が身にあって、この事実を知ったときの衝撃は大きなものでした。私たちは、宇宙全体の4%のものしか見ることができないのですから。
 では、観測できない残りの96%は何か?その一つが“ダークマター(暗黒物質)”であり、もう一つが“ダークエネルギー(暗黒エネルギー)”だというのです。“ダークマター”というのは、物質を固めるために重力を引きつける役割を果たしているもので、もしこれがなかったら、現在のような銀河や太陽、地球、さらには私たちの身体さえもできなかったといいます。これに対して、“ダークエネルギー”というのは、宇宙の拡大・膨張を加速させるもので、宇宙全体の構造を変化させる強大な力であるといいます。そして、その割合は、前者が23%、後者が73%、合わせて96%となるわけです。現時点では、この96%を観測する術がないのです。「暗黒」とネーミングされた所以は、ここにあるのだ思いますが、考えてみればたいへん不思議なことです。
 念のため申し添えますが、これは決して異次元の世界の話ではありません。私たちが生活している三次元の世界での話なのです。
 そこで暴論との批判があることは承知で、私見を述べたいと思います。
 このように、今、私たちが知り得る世界は、宇宙全体から見ればわずか4%に過ぎません。しかし、実はこの4%の世界が人間固有の「環世界」ではないかということです。真実は、残りの96%を含めた宇宙全体の中にあるにもかかわらず、私たちにはそれを見ることも、聞くことも、感じることもできません。このことは、「サッポロ一番」の袋にこだわる作者の有り様に酷似しているようにも思われます。私たちは、宇宙の中にあって、「サッポロ一番」の袋しか見えていないのかも知れません。(以下、④/④につづく)
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