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2018
08.22

仏飯の功徳 ①/③

Category: 未分類

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 いきなり抹香臭い話になって恐縮ですが、我が家には、その日初めて炊飯したときには、真っ先に仏壇に供えるというルールがあります。供えるのは、小振りな専用の仏器二つと茶器をワンセットにしたものです。         
  これは亡くなった母が励行してきたことで、その母も嫁入りの折、姑(私の祖母)からそのように教えられ、続けてきたのだと思います。もっとも、これは古来から日本の家庭で続けられてきものであり、恐らくは祖母も同様の道を歩んできたのだと推測します。                       
   言うまでもないことですが、炊き上がったばかりの米飯は熱く、仏器にそれを盛るときには苦労もあります。仏器には、米飯をお椀のように盛り付けなければなりません。不器用な私でもあり、器から米飯がこぼれ、指についたりして、熱い思いをすることもしばしばです。
 正直なところ面倒だと思うこともあります。しかし、母がしてきたこと、いや先祖代々受け継がれてきたことと思い返しては行っています。
 また、菩提寺が禅宗(臨済宗)である我が家では、お盆の期間、すべての位牌を仮の祭壇に並べ、朝、昼、晩と日に三度、特別に料理を作って供えることになっています。もちろん、供えられるのは精進料理です。メニューの選定から食材の準備、そして調理と、ふだんとは異なる作業となるため、妻には大変な負担をかけるのですが、ありがたいことに、母が亡くなってからも、妻は誠実に取り組んでいてくれます。

 ところで、今年のお盆の折、こんなことがありました。お盆の最終日の夕方、最後のお供えが済み、食後のお茶が供えられた直後のことでした。
 夕食の準備にかかり始めたとき、台所にある炊飯器から、炊き上がりを知らせる電子音が鳴りました。その日、初めての炊飯でした。そのとき、私がとっさに思ったのは、お盆のお供えが済んだ直後であり、いつもの仏飯とお茶のお供えは省略してもよいのではというものでした。そして、そのことは妻にも伝え、妻も了解してくれました。  (以下、②/③につづく)

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