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2018
01.09

「苦」にしない生き方 ②/③

Category: 未分類

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 仏教では、欲望の根源として「貪・瞋・痴」の三種類の煩悩があるとされます。この話は、さしずめ「瞋」、つまり“怒りの心”に当たるものでしょうか、それとも「痴」、つまり“愚かな心”に当たるものでしょうか?
 いずれにしても、この話を聴きながら、身につまされるところがありました。私にも、これに似たような体験があるからです。
 車の運転中、信号待ちや渋滞などで停車しているとき、駐車場や狭い道などから車が進入してくることがあります。そんなとき、その車のためにスペースを空けることがあるのですが、多くの場合、相手の車から謝意を伝えるサイン(以下、サインとします)があります。ハザードランプの点滅がそれです。もちろん、立場が逆の場合には、私もそうするように努めています。
 ところが、ときどきサインをしない車に出会うことがあります。恥ずかしいことなのですが、そんなとき不快な気分になることがあるのです。
「せっかく進入スペースつくったのに、サインも出さないとは無礼な車だなァ…」
子どもじみているのですが、これがそんなときの心境です。
 しかし、あいさつの話を聴きながら、これも煩悩のなせる愚行なのだということに気づかされました。

 ところで、釈迦の説いた最も基本的な真理の一つに「四諦(したいがあります。冒頭でも記したように、「苦」の究明こそは、釈迦自身の求道の原点となるテーマでした。「一切皆苦」の世の中にあって、いかにして苦しみを和らげ、遠ざけていくか。この大問題に対して釈迦がたどり着き、解き明かした結論が「四諦」でした。ちなみに、迦が悟りを開いた後、最初に行った説法も「四諦」についてであったと伝えられています。
 「四諦」というのは「苦・集・滅・道」の四つの真理のことで、苦諦(くたい)、集諦(じったい)、滅諦(めったい)、道諦(どうたい)と呼ばれます。それぞれの真理は次のように説明されています。


 苦諦…この世は苦に満たされているという真理
 集諦…この世が苦である原因は、人間の執着心にあるという真理
 滅諦…執着心を断ち切ることで苦は滅するという真理
 道諦…執着心を断ち切るための方法があるという真理


 「道諦」では、執着心を断ち切るための方法があると説かれています。それはどのようなことなのでしょうか。以下は、いつものように私見です。(以下③/③につづく)

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