FC2ブログ
2018
01.05

「苦」にしない生き方 ①/③

Category: 未分類
photo.jpg 

 釈迦が説いた真理の一つに「一切皆苦(いっさいかいくがあります。人生は「苦」で成り立っているという仏教特有の世界観を表現したものです。この世の一切の現象や存在に実体はなく、作られたものは滅び、生まれたものは死ぬという運命にあります。ところが、私たちは実体のないものをあるように錯覚し、変滅するものを永遠にあるように勘違いしているために、苦しみ、悩むことになるということです。
 仏教の開祖である釈迦は、シャーキ族の皇太子という恵まれた環境に生まれ育ちました。しかし、幼い頃から人生の「苦」を見つめてきたと伝えられています。「苦」こそは、釈迦自身の求道の原点となるテーマだったわけです。
 「苦」といえば「四苦八苦(しくはっく」を思い出される読者も多いことでしょう。以前、本ブログでも紹介しましたが、仏教では、大きな四つの苦しみとこれとは別の四つの苦しみがあると説かれます。大きな四つの苦しみとは、「生老病死」です。
 」…生まれる苦しみ
 「」…老いる苦しみ
 「」…病む苦しみ
 「」…死ぬという苦しみ
 次に、これとは別の四つの苦しみです。
 愛別離苦(あいべつりく)」
      …
愛するものと別れなければならない苦しみ
 「怨憎会苦(おんぞうえく)」
      …
憎いと思う者と出会わなければならない苦しみ
 「求不得苦(ぐふとっく)」
      …
欲しいものが手に入らないという苦しみ
 「
五蘊成苦(ごうんじょうく)」
      …
生を受けていることそのものの苦しみ 

 前の四つの苦しみと後の四つの苦しみと合わせて、「四苦八苦」といいいます。仏教特有の面白い数え方です。
 このような偏ったものの見方、考え方をするから、仏教には暗いイメージが付きまとう、との見方もあるかと思いますが、そうかと言って看過できないのがこの教義ではあります。

 ところが、先日、宗教に関するあるテレビ番組(NHK Eテレ「心の時代」)を視聴していて、思いがけないところにも「苦」があることに気づかされました。次のような内容でした。
 朝、こちらが機嫌よくあいさつをしても、相手から返事が返ってこないことがある…。そんなときは不快になる…。しかし、それは相手のせいかというとそうではない…。それは、きっかけではあるが、原因ではない…。原因は自分自身の方にある…。そして、その原因は、自分の煩悩にある…。
以下②/③につづく)
 
 63-1.jpg
※クリックすると拡大して見られます。
スポンサーサイト

トラックバックURL
http://zitaichinyo.blog.fc2.com/tb.php/484-67a01288
トラックバック
コメント
管理者にだけ表示を許可する
 
back-to-top