2015
04.19

「“目に見えないもの”の働き」①/⑤

Category: 未分類
 「こどもの日」が近づいてきたことから、今回は、読者が子どもであることを想定し、思うところを綴ってみたいと思います。
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 人間の体は約“60兆個”の細胞からできていると言われています。“60兆個”と言われてもピンとこないかも知れません。数字で書くと、6の後に0が13個並びます(60,000,000,000,000個)。
 こんな説明を聞いたことがあります。一つ一つの細胞をそのまま1列に並べたとすると、約60万㎞という長さになる…。たいへんな長さですね。
 地球の1周は約4万㎞ですから、60万㎞といえば、地球を15周する長さとです。また月と地球の距離は、平均すると約38万㎞ですから、その長さがいかに凄いかが分かります。
 今、地球上には、約70億人の人が住んでいると言われていますが、その一人一人に例外なくそれだけの細胞があるということです。本当に凄いことだと思います。
 でも、それほど多くの細胞があるのは、人間だけでしょうか。いえそれは違います。数の多少はありますが、それは動物(鳥、魚、昆虫も含みます)の体にも植物に体にも同じように、たくさんの細胞があります。そして、その一つ一つがそれぞれのをつくり、のもとになっているのです。
 調べてみると動物の場合、1㎏あたり1兆個の細胞があるそうです。そうすると、細胞の数は、体重3㎏のネコで3兆個、体重500㎏のウマで500兆個、体重6tのゾウなら6000兆個ということになりますから、想像もできないような数ですね。
 では、その細胞は一体誰がつくったものでしょうか?それは、自分の体を誰が造ったのかという質問にものなるのですが、残念ながら、それは誰にも分りません。「お父さんとお母さんではないの…?」思う人があるかも知れませんが、私たちは、生まれてくると、その後、60兆個の細胞がいつまでもそのままの姿でいるのではありません。時間が経ち、古くなった細胞は死んでしまい、代わりの細胞が新しく生まれてきます。血液の中にある白血球(これも細胞の一つです)は、生まれて死ぬまでの期間はおよそ10日だそうです。
 また、私たちがお風呂に入って体を洗った後、アカが出ますが、これは皮膚をつくっていた細胞が死んだものです。この他にも、毎日、たくさんの死んだ細胞が体の外に出され、代わりに新しい細胞がつくり出されています。
 このように、60兆個の細胞は、その一つ一つが死んだり、生まれかわったりしながら、私たちの体をつくり、命のもとになっているのです。それは、細胞そのものの働きであり、お父さんお母さんとは、全く関係のないものです。
(以下②/⑤につづく) 

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※クリックすると拡大して見られます。




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