2014
08.22

「尾根の木 谷の木」①/③

Category: 未分類
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 気象情報の中で、台風のことが話題が上る時期になりました。毎年、台風によって、日本のどこかで災害が起こります。まったく理不尽なことだと思うのですが、自然の猛威には勝てません。ただただ、被害が少なく済むことを祈るしかないのが私たちです。
 ところで、少し前のことになりますが、マスコミの報道を通して、台風による被害について興味深い事実があることを知りました。
 山には、尾根と谷があることをご存じかと思います。尾根(峰つづき)に立つ木と、谷に立つ木では、形が違います。山の尾根のスギは、ずんぐりむっくりしています。それに対して谷の木は、まっすぐで、のっぽです。
 そこで、台風の話ですが、九州のある山のスギの植林地で、不思議なことがあったというのです。
 そのときは、風の強い台風でした。そのために、台風の通り道に近かった山では、そこに植えられていたたくさんの大切なスギの木が倒れたり、折れたりして、大きな被害が出ました。さて、この山では、どこに立っていた木が倒れたり、折れたりしたと思われるでしょうか?そして、どこに立っていた木が残ったと思われますか?
 実は、山の陰にあって、風が当たりにくかった谷のスギが、たくさん折れたり、倒れてしまったのでした。これはいったい、どうしてでしょう。
 谷のスギは、尾根から流れ落ちてきた水が十分にあります。その中には、栄養もたっぷり溶け込んでいます。だから、谷のスギの根は、栄養も水分も楽にとることができます。谷のスギの方が、恵まれているように思えます。しかし、そのために、根はあまり深くなりません。また広く張ることもありません。このため、谷のスギは背はまっすぐ高くなりますが、その割には、幹は細く、根も小さいのです。
  反対に、尾根のスギはどうでしょう。(以下、②/③へつづく)

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