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2019
05.01

どれだけ消費すれば満足?R ②/④

Category: 未分類
  室外機

 僧侶である友人が作った「便利便利で春夏秋冬何処いった」という皮肉混じりの詩がありました。促成栽培、抑制栽培などにより、旬の蔬菜、果物がなくなってしまいました。また、暑い時期、寒い時期、エアコンは欠かせないものになっています。お陰で、一年中、快適に生活できるようになりました。しかし、夏場には、その多用がもたらす「ヒートアイランド現象」も慢性化しています。また、電力不足による様々な社会不安も増大しています。
 さらに、卑近な例としては、グルメブームに乗ってカロリーを摂り過ぎ、肥満に陥った人がダイエットに奔走するという笑えないような現象もあります。まさに、豊かさゆえの貧困とでも言えるものです。
  そして、一方で、エネルギーを供給する側の大きな誤算とも言えるものが、今回の原発の事故なのだと思います。(被災された方には、誠に不遜な言い方であることをお許し下さい)。電力会社は、ただエネルギーの浪費に追従していただけなのだと思います。
  このように、私たちには、必要のないものを必要と思い込み、いえ、思い込まされて消費を拡大し、それがもたらしている結果を目の前に戸惑っているというのが現状なのではないでしょうか。
 「文明の進歩」というものも、見方を変えれば、それは人間が本来持っているはずの忍耐力(我慢する力)が、そぎ落とされていったプロセスであるとも言えます。そして、それは、「相互扶助」という問題意識と行動力が減衰していったプロセスであるとも言えると思います。
 文明のもたらすものには、当然のことながら光の部分と陰の部分があります。私たちは、今、陰の部分を直視する時期に直面していると言えます。(以下、③/④につづく)
  


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